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ワラストビガエル
Rhacophorus nigropalmatus

ワラストビガエル
ワラストビガエル
Photograph by Tim Laman

プロフィール

 ワラストビガエルは、単に跳んだり泳いだりするだけでは満足していなかった。何千年もの間、鳥が空を飛んで熱帯雨林を動き回り、敵から逃れるのを見ていたこの独特な両生動物は、空を飛ぶことこそが自分の道だと確信したのであろう。

  パラシュート・フロッグの呼び名でも知られるこのカエルは、マレーシアとボルネオの密生した熱帯ジャングルに生息し、ほとんど木の上だけで生活している。彼らが地面に下りるのは、交尾と産卵のときだけである。

  危険が迫ったときや獲物を探しているときなどに、彼らは枝から飛び降りて水かきのある4本の足の指を扇のように開いて飛ぶ。指の間の薄い皮と体の側面の膜のように広がる皮膚が空気をとらえ、枝から枝へ、あるいは地上まで、時には15メートル以上滑空する。また、指先の吸盤が大きく膨らんで着地のショックを和らげ、木の幹をよじ登るのに役立つ。

  このような飛行能力を持つカエルはワラストビガエルだけではないが、彼らはそのようなカエルの中で最も体の大きな種類で、真っ黒な水かきの色でほかの空飛ぶカエルと区別できる。体は一般に側面が黄色、全体は明るい緑色で、体長は約10センチだ。 主として昆虫類をエサにしている。

  個体数は全般に安定していると考えられているが、絶滅が危惧されているサイの個体数の減少に影響される可能性が示唆されている。というのも、ワラストビガエルは、サイが泥遊びをする水たまりで繁殖することを好むからである。


早わかり

分類: 両生類
保護状態: なし
食性: 肉食
体長: 10 センチ
ワラストビガエルの名は、1869年に最初にこのカエルを描いた、19世紀のイギリス人博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォーレス(ワラス)にちなんで付けられた。
ティーカップとの比較:
比較画像

その他の両生類

分布マップ: ワラストビガエル ワラストビガエル分布 分布
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