オニオオハシの生息地は南アメリカの熱帯雨林である。その巨大で鮮やかな色合いのクチバシのため、世界的に人気があり、生息地以外の場所でもさまざまなところでその姿を見ることができる。
クチバシの長さは平均20センチ。メスもオスも巨大なクチバシを持っており、彼らの求愛行動は、クチバシで果実を採取してそれを投げ合うことだ。
クチバシはハニカム構造(ハチの巣のように六角形の穴が並んだ構造)で中はほぼ空洞なので、そのクチバシの大きさで敵を威嚇することはあっても、戦いにはほとんど役に立たない。しかし、オニオオハシのクチバシは採餌の道具として非常に役立つ。この鳥は、クチバシを利用することで、自分の体重を支えきれないほどの細い枝に実った果実を、その枝に止まらずに採取できる。さらに、採取した果実の皮も、クチバシを利用して剥くことができる。オニオオハシは、果実だけでなく、昆虫、時には若鳥や卵、トカゲなども捕食する。
オニオオハシは、6羽程度の小さな群れを形成する。木の穴に巣を作り、毎年2〜4個のペースで繁殖し、つがいでヒナを育てる。ヒナのクチバシは小さいが、成長とともに大きくなり、数カ月で成鳥のクチバシと同じ大きさになる。
ペットとして極めて人気が高く、多くのオニオオハシが売買のために捕獲されている。また、いろいろな商品のコマーシャル・マスコットとしてもよく知られている。