アンキロサウルス・マグニヴェントリスはまるで戦車のようだ。体は骨性の板で覆われていて、最も恐るべき捕食動物であるティラノサウルスからも身を守ることができた。また、体にはトゲ状の突起があり、小さなツノがその頭を飾っていた。アンキロサウルスを襲おうとする捕食動物は四つ足でうずくまる彼らをひっくり返し、無防備な腹部を露出させて弱点を探す必要があっただろう。
彼らの特徴的な骨板は、身を守るためだけのものではなく、武器として使うこともできた。しっぽの先端は骨板が固まって骨塊になっており、しっぽの脊椎骨で高く持ち上げることができた。このこん棒のようなしっぽを振り回して強烈な一撃を加え、敵から身を守っていたと考えられる。
アンキロサウルス・マグニヴェントリスは、クチバシと小さな歯を使って、3〜4トンの体を維持するために必要な大量の植物を食べていた。彼らは数種類いるアンキロサウルス類の中で最も大きくて重く、体長は10メートルにまで成長した。