NATIONAL GEOGRAPHIC Inspiring People to Care About the Planet
トップ動物爬虫類 > オサガメ
写真集:イギリスの風景 >>
アクセスランキング
ジグソーパズルはこちら >>
ナショジオ キッズはこちら >>

オサガメ
Dermochelys coriacea

オサガメ
砂浜で巣穴を掘るオサガメ
Photograph courtesy National Park Service/Canaveral National Seashore

プロフィール

 オサガメは地球上で最も深刻な絶滅の危機にある生物の1つである。爬虫類の遺物ともいうべきオサガメは、1億年以上も前から地球上に生息にしている。当時生きていた生物でいまも存在する生物はオサガメだけだ。恐竜の絶滅期をも生き延びたオサガメだが、現在、絶滅の危機に瀕している。

 地球上で最大のカメであり、体長約3メートルまで成長し、体重は900キロを超える。寿命は45年以上だが、釣り糸や網などの人的脅威によって、多くのオサガメが寿命以前に死を迎えている。ほかにも卵の違法採取や営巣地の破壊といった脅威がある。孵化したばかりの幼生は、海岸沿いのネオンに引き付けられて海から離れてしまい命を落とすことも多い。また海に浮かぶプラスチックのゴミを好物のクラゲと間違えて食べ、何百もの個体が死に至っている。

 オサガメは全体でみると、成体になるまで生き残るのは1000匹に1匹の割合である。産卵を行うメスの個体数は世界全体で年間2万6000〜4万3000匹と推定されているが、その数は急激に減少していて、生息地全体で絶滅寸前の状態にある。

 ほかのウミガメは硬く骨のような甲羅を持つが、オサガメの甲羅は黒く滑らかで柔らかく、触るとゴムのような感触である。オサガメは、カメの中で最も深い水深1230メートルまで潜ることができ、最高で30分以上も潜ることができる。

 オサガメの生息地は広く、大西洋や太平洋、インド洋の熱帯および温帯の海域にわたる。しかしほかの爬虫類とは異なり、オサガメは体温を水温より上に保つことができるので、北はカナダのブリティッシュ・コロンビア州、南は南アフリカの喜望峰などの氷に覆われた海でも発見されている。


早わかり

分類: 爬虫類
保護状態: 絶滅危惧
食性: 雑食
寿命: : 45 年 (推定)
体長: 2 メートル
体重: 600 キログラム
これまでに発見された中で最大のオサガメは、1988年にウェールズ地方の西海岸に打ち上げられた体長2.6メートル、体重916キロのオスである。
成人男性(180cm)との比較:
比較画像

その他の爬虫類

分布マップ: オサガメ オサガメ分布 分布
You need the Flash Player version 8.0.0.0 or higher and a JavaScript enabled browser to view this site
編集部おすすめのコンテンツ
おすすめトピックス:日食

5月21日の金環日食まであとわずか。日本で広範囲で観測できるのは、実に932年ぶり。世紀の天体ショーを前に、日食や過去の金環日食についておさらいしておこう。

パズルランキングに挑戦!

ナショジオオリジナル写真を使ったジグソーパズルに挑戦してみよう!上位タイムを記録すれば、あなたのタイムを登録することができます。追加される写真は毎週15枚。お気に入りの写真を見つけてチャレンジしよう!

天文単位(AU)は何が基準?
  • 地球と太陽の平均距離
  • 地球と月の平均距離
  • 太陽系惑星間の平均距離
  • 太陽と海王星の平均距離

特集

探検家ジョン・フランシス氏独占インタビュー

探検家ジョン・フランシス氏独占インタビュー

探検家を目指す日本人に贈るメッセージ。

巨大魚保護プロジェクト

巨大魚保護プロジェクト

世界中の危機に瀕する巨大淡水魚を記録し、保護しようという世界初の試み。

動物たちの東京物語

動物たちの東京物語

東京で力強く生きる動物たち。都会の環境に適応した彼らの生態を追う。

ヴィルンガのゴリラ

ヴィルンガのゴリラ

絶滅危機種マウンテンゴリラ。コンゴの悲惨な内戦に翻弄され、密猟の危険にさらされる命。

負荷分散・安定配信のブロードメディア®CDN >>
  Yahoo!に登録  このエントリーをはてなブックマークに追加  newsing it!  楽天ソーシャルニュース  Check